作出
豆柴より小さいのが極小豆柴、それよりさらに小さいのが小豆柴(アズキシバ)です。
小豆柴は、極小豆柴をもとに新富士野荘が永年かけて作出したものですから、小豆柴は新富士野荘以外にはどこにもいません。もし小豆柴と言って富士野荘以外で販売していたら、それは偽物です。小豆柴が柴犬の大きさになったなどと言っているのがいたらそれも偽物です。
また、小豆柴は餌を与えず、栄養失調状態にして小さくしたものだ、と悪口を言う人がいるがどうなのか、との質問を受けたことがあります(30年7月31日の来客他)。そんな事実は全くありません。そのような飼い方をしていたら他に類例を見ない『如何なる病気であっても満一歳までの生命保証』など出来るものではありません。現に満一歳までに病死して保証の対象になった小豆柴は一頭もいません。
尚、ドッグフードの種類、与え方等、餌についてはこちらをご覧ください。
小豆柴は、小さく、それでいて柴犬の体型と性格はそのまま具備した希少価値の高い犬です。理想の室内犬として、今後の人気の更なる上昇が期待されています。
―ニセ小豆柴にご注意、本物には永い改良の歴史があるー
豆柴から極小豆柴、極小豆柴からが生まれ、それを基に永年に亘って改良作出されたれたのが小豆柴です。
豆柴で買ったのに柴犬、それもオーバーサイズの柴犬になったといった話は枚挙に暇はない程耳にします。続きを読む。
小豆柴の今後
小豆柴は今後更に人気化すると思われます。その理由は柴犬の持つ体形はそのまま有しており、体が小さいので女性にも子供にも扱い易い等多くの利点があるからです。
概要
小豆柴は、豆柴を基に改良・繁殖、作出した犬種です。したがって、これも豆柴同様、公益社団法人日本犬保存会では血統登録上は独立した犬種としての分類はなく、犬種分類上は柴犬として登録されています。つまり、小豆柴も、現在は未公認犬種の段階にある、言うならば『世界最小の柴犬』です。
公認された権威ある登録団体である公益社団法人日本犬保存会おいては、豆柴同様、小豆柴としての独立した犬種登録はなく、すべて柴犬としての登録となります。言うならば『未公認犬種』です。
日本の場合、犬種登録の先進国、アメリカやイギリス等ヨーロッパのようには、一旦決めた犬種以外の公認には時間が必要なようです。外国なら例えばプードルは、スタンダード・プードルからミディアム・プードル、ミニチュア・プードル、トイ・プードルまで4段階に分かれて4犬種があります。その何れも『未公認犬種』時代を経てきたのです。詳細はこちらをご覧ください。
何れにせよ、柴犬は誇り高き国の天然記念物です。小豆柴も柴犬ですから国の天然記念物であり、これも飼う人の心を満たすひとつの柱となっています。
原産地 | 日本 |
犬種分類 | 日本犬小型・柴犬 |
毛色 | 赤・黒・白・赤胡麻・黒胡麻 |
大きさ(体高) | 雄♂:27cm |
雌♀:25cm | |
沿革 | 極小豆柴から改良作出、突然変異も活用 |
体高 22cmの豆柴を基に作出 2010年公表 |
小豆柴はあくまで純粋の柴犬が土台になっていますので、身体は小さくとも、その体型、性格、性能すべてが柴犬そのものです。したがって派手さはありませんが、柴犬本来の、野性味ある素朴感の中にも品位に満ちた風格、鋭敏な感覚、敏捷な行動力、飼い主に忠実な性格が備わっています。柴犬や豆柴の特徴についてはこちらをご覧ください。
大きさ
新富士野荘では小豆柴の成犬時の標準体高を、雄♂27cm、雌♀25cmと定めています。しかし実際にはさらに小さなものがほとんどです。以下に普通柴と豆柴の比較、および豆柴と小豆柴の比較画像を掲載します。なおいずれの犬も成犬です。
成犬の写真
ここに紹介する小豆柴は、小豆柴時代到来の先がけです。小豆柴の写真は少しずつ増やしていきます。
子犬の写真
子犬の写真は今後少しずつ増やして行きます。また過去に生まれた小豆柴の子犬の一部はこちらのページで見ることができます。
小豆柴と触れ合えるカフェ「小豆柴の郷」
小豆柴と触れ合えるカフェ「小豆柴の郷」岡山駅前店・上野店がオープンしました。
十朱幸代さんと愛犬の小豆柴
小豆柴の餌と与え方
小豆柴子犬の餌
小豆柴の餌はドッグフードです。
一口にドックフードと言ってもその種類は多く、どれを選んだらいのか迷うことかと思います。嗜好性や皮膚・被毛、歯の健康の面でも優れているものを選らばなければなりまん。新富士野荘ではいろいろと試した結果選んだのがロイヤルカナンです。
小豆柴は超小型犬ですので、『エクストラ スモール』を使っています。しかし、必ずしも、『エクストラ スモール』でなくても『ミニ』でもいいのですが、『エクストラ スモール』の方が小粒です。
小豆柴に与える餌の量
小豆柴は豆柴よりも遥かに小さく、豆柴の約半分くらいの体重です。
小さい分、餌の量も少なくなるのは当然のこととしても、餌を少なくしてはいけません。発育と健康維持に必要な量はしっかりと与えなくてはなりません。ただ、太り過ぎがよくないのは犬も人と変わることはありません。したがって、与え過ぎにも注意して下さい。
小豆柴に何の恨みがあるのかしりませんが、小豆柴は、大きくさせないため、餌を制限する指導をしているななどと、虚偽の事実を吹聴する人がいますが、それは全くの創作と言う他ありません。餌を与えないで小豆柴を小さくしたのではなく、小さいのは飽くまで血統であり、種であり、遺伝によるものですから、必要な餌は十分に与えなければなりません。普通の豆柴を小豆柴の大きさ以上にならないような飼い方をしたなら、骨と皮だけの栄養失調になり、途中で病死してしまいます。
成長段階で変わる餌の種類
子犬をお迎えになってから生後10か月までの餌
社会性訓育及び初歩訓練を終わった子犬をお迎えになった場合、成長期の生後10か月までは『柴犬 専用フード 子犬用』を与えます。この時期に基礎体力が培われ、免疫力も高まります。そのために必要なのは栄養です。生後10か月からの餌
社会性訓育及び初歩訓練を終わった子犬をお迎えになった場合、成長期の生後10か月までは『柴犬 専用フード 成犬用』を与えます。
生後10か月からの餌
生後10か月からは『柴犬 専用フード 成犬用』を与えます。
参照:royalcanin
現状
小豆柴の人気の高さに反して繁殖犬の頭数は少なく、いまだ若干頭数しかいません。このため非常に希少価値の高いものとなっています。
※現在、小豆柴の子犬はおりません